Solaris10 Legacy Containers 上の仮想マシンでipfilterが有効化できない

 Solarisマシンをマイグレーションする場合、現在はLegacy Containersに仮想化するという企業も多いのではないでしょうか?Solarisでのファイアウォール機能をであるipfileterをこのLagacy Containers上の仮想マシンで利用する際には注意が必要です。Legacy Containersのネットワーク設定によっては仮想マシン上でipfilterのサービス起動は行うことができず、ホストOS上で設定を行う必要があります。

次の例はLegacy Containers上の仮想マシンでipfileterを起動しようとした例です。

# svcadm enable ipfilter
# svcs -a
・・・
STATE                   STIME     FMRI
maintenance         17:06:23   svc:/network/ipfilter:default

 通常問題なくサービスを起動できた場合は上記STATEは「online」となりますが「maintenance」という表示になっています。これはLagacy Containers上の仮想マシンに関するネットワーク設定が原因です。
 Lagacy Containersにおけるネットワーク設定は通常「Shared」となっています。「Shared」はホストOSと仮想マシンとで物理NICを共有するという設定です。この「Shared」設定になっている場合は仮想マシン上でipfilterの設定・起動は行えないため、ホストOS上で仮想マシン分も含めipfilterの設定を行う必要があります。
 下記にLagacy Containersにおけるネットワーク設定を確認するコマンドを記します。

# zoneadm list -iv
ID NAME  STATUS  PATH        BRAND   IP
0  global  running   /          native    shared
10 test01  running   /export/zones/test01 native    shared ★

上記の仮想マシン「test01」を見ていただくとIPが「shared」になっていることがわかります。
物理NICを仮想マシンで占有させる「exclusive」にすることで仮想マシン上でもipfileterを利用することができますがこちらはまた別の機会に解説します。


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